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インドの旅
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10億人という人口を抱えるインドは、
広大な土地に人があふれまた平原は広々として平坦ですが、
一方でヒマラヤの山々は高くそびえて壮観であります。

インドの旅行は厳しい状況に見舞われる可能性もあり、
また思いもよらぬ出来事を期待できる場所ともいえ
挑戦と感激と困惑とが同時に味わえる、不思議な旅になるのではないでしょうか。

ひどいでこぼこ道をバスで移動すればものすごい疲労感を感じ、
インドの貧困を目の当たりにして複雑な思いになり、かなり旅慣れた人であっても
インド旅行ではどこかで神経がすり減る思いになるかもしれませんが、

これがあってこそインドの旅では比類のない独特の経験ができ、
国中隅々まで多様な人々が住み、様々な言語を話し、
インドの独特の習慣が受け継がれた変化に富んだ風景がみられるでしょう。

インドには、この国の宗教やかつての支配者たちが残した、
歴史的価値の高い素晴らしい寺院が数多くあり、現代まで受け継がれてきました。

インドではあらゆるところに崇拝対象があり、特にタミル・ナードゥ州には、
マドゥライのシュリー・ミーナークシ寺院や
チダンバラムのナタラージャ寺院などの優れたものがあり、

その他にもアムリッツァルの黄金寺院、コナーラクの太陽神殿、
アーブー山のディルワーラー寺院群などがあります。

なかでも、皇帝シャー・ジャハーンが寵愛する妻ムムターズのために
建てた墓廟である、タージ・マハルはインドのシンボルとしても最も有名なものでしょう。

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またインドには、デリーのレッド・フォートやアーグラー城、
少し南に下ると巨大なグワーリオールなどインドの動乱の歴史をまざまざと思い起こさせる、
数々の要塞が残っています。

インドのたいていの町は旧市街と新市街とに分かれており、
イギリス統治以前からある古い城や王宮、

寺院を中心としてバザールが広がる地区が旧市街であり、
今も城壁に囲まれている場合もあります。

また中心になる寺院は、ヒンドゥー寺院に限らず
イスラーム教のモスクであったり両方が共存していたりと様々で、

昔の面影を残した古いインドの町並みと庶民の活気あふれるバザールを見て歩くことが、
旧市街のおもしろさだといえるでしょう。

一方新市街は、イギリス支配時代に旧市街の外側に建設されたものが多く、
そこをイギリス人の居住区やオフィス街にした地区が、
そのまま新市街になっていることが多いようです。

新市街には広々とした並木通りに銀行、オフィス、大学、ホテル、
官庁などが建っていることが多く、
メインストリートはイギリス風にモールと名づけられていることがよくあります。

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